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食品用内部品質検査装置 光品質チェッカー

光で食品の内部品質を測る!

透過型近赤外分光法式だから実現できるハイレベルな非破壊・全量検査。
複数の成分を同時にチェックして、製品の信頼性を高めます。

製品の特長

食品の内部品質を非破壊で瞬時に測定

光を使った透過測定


従来の反射式では難しい食品内部の成分や状態をしっかり検査します。

成分による光の吸収と相関性があれば、あらゆる成分が検査可能


独自開発の高感度分光器で近赤外領域の連続スペクトルを測定するので、1回の測定で複数項目を同時に瞬時にチェックできます。

製造工程に容易に組み込める設計

製品を全量検査・不良品除去で、ひとつひとつの製品まで品質チェック


それぞれの品質項目について良品範囲(上限値と下限値)を設定でき、1項目でも良品の範囲を外れたら、除去装置により不良品として除去します。

リアルタイム品質チェックで、生産ラインの歩留まりを向上


上限値、下限値と警告値を設定し、測定値が境界値や警告値に達すると、音声と画面表示によりフィードバック情報を通知しますので、
検査結果から乾燥工程や成形工程などの前工程にフィードバックし、食品品質に対するクレーム低減に大きく貢献します。

簡単操作の品質管理

グラフィカルなデータ処理機能で品質変動を一目でチェックできます


全数・全量の検査履歴が保存され、すぐに検査履歴をすぐに確認できます。
またCSV形式で出力できるので、PC等にインポートして、データ解析などにご利用いただけます。
付属ソフトには、検量線作成機能も搭載しているので、誰でも簡単に検量線を作成することができます。

品質管理と生産ラインの連携をサポート

より効率の高い生産性と安定品質確保のためにデータ互換性のメリットを活用!


品質管理・試験研究・生産ライン、それぞれの光品質チェッカーを結んでデータ管理を行い、
品質向上や研究開発に役立てるなど、生産管理の一元化に貢献します。

導入シーン

包装前の検査

規格外の数値になった商品を排出し、不良品の混入を防ぎます。間欠搬送される商品の検査も可能です。
また、後工程が停止した場合でも、検査機内に搬送中の商品をバッファコンベアでプールするなどの制御も可能です

包装後商品の検査

光品質チェッカーは、商品名や柄が印刷された包材で包装された商品も検査可能です。
包装材質によっては測定できない場合もあります。詳しくはお問い合わせください。

流体商品のモニタリング検査

配管等で搬送する流体商品も検査できます。
成分量をリアルタイムに確認し、前工程の調整やフィードバック、また不良を早期に発見でき、後工程の影響を最小限に抑えることができます。

抜き取り検査

従来は、工場でサンプルを抜き取り、機器分析の結果が出るまで、数時間~数日かかっていました。
光品質チェッカーは、生産ラインのその場ですぐに検査が可能です。

技術・原理

近赤外光の特徴

近赤外光とは、太陽光や照明からも照射されている目には見えない光で、
TV等のリモコンなどで使用されるなど人体にも影響のない安全な光です。
また、可視光と比較して物を透過しやすいという特徴があります。

光の測定方式

光の測定には反射方式による測定と透過方式による測定の2種類があります。

【メリット】
生産ライン(搬送装置)への取り付けが簡単

【デメリット】
測定する表面の状態により反射具合が安定せず、測定値が不安定
内部の測定ができない

【メリット】
対象物の内部まで測定できる

【デメリット】
生産ライン(搬送装置)への取り付けに工夫が必要。
高速・高感度のセンサー技術が必要。

お気軽にご相談下さい。最適な機種・システムをご提案します。

光品質チェッカーは透過方式

各種食品の測定を可能にする近赤外光の透過方式で中までしっかり検査!


光品質チェッカーは、食品の内部までしっかり測定できる「透過方式」を採用しています。
SAIKAは、高速・高感度の専用センサーを独自開発し、様々な食品の透過光測定を実現しました。
食品の厚さや光の強度に応じて自動で感度調整を行う独自補正技術を搭載、
また食品の形状や状態を判断して測定タイミングや測定時間を自動制御する機能も搭載し、安定した測定を実現しました。

製品ラインナップ

コンベアタイプ 非破壊・全量検査用
コンベア一体型で加工ラインに設置できます。
特長

食品工場対応のステンレス仕様で清掃も簡単!

ステンレス仕様でコンベア部の取りはずし、丸洗いが可能。
そのまま食品工場に設置できます。

コンベア一体型の省スペース設計で、検査目的に応じて
ラインに簡単に設置

[高速] 非破壊全量オンライン検査

原料から包装後の最終製品まで搬送中に高速全量検査できます。
不良品を除去したり加工工程にフィードバックし、
品質の安定化が実現できます。

製品仕様
モデルHOS-F200
検査方式透過型近赤外分光法
電源AC100V/50~60Hz
消費電力最大220W
装置寸法1590(h)× 1050(w)× 560(d)mm ※
コンベア幅345mm ※
被検査物寸法最大100(h)×150(w)×300(d)mm ※
対応コンベア速度最大40m/分 ※
使用環境温度0~30℃
湿度20%~80%RH(結露なきこと)
外装ステンレススチール
操作方式タッチパネル式
検査項目水分、糖分、油分、脂肪、アルコール、たんぱく質、
炭水化物、灰分、原料混合率、
内部物性異常など(同時測定最大6項目)
検査対象菓子類、乳製品、パン類、麺類、穀類、調味料、冷凍食品、練り製品、魚介類、肉類、発酵食品、飲料など
㊟ 仕様・外観は予告なく変更することがあります

※ 標準装置をベースにカスタマイズが可能です。特に生産ラインに導入する際は、生産現場やニーズに合わせた搬送方法や測定スタイルの設計・製作が可能ですので、お気軽にご相談ください。

寸法図
フレキシブル設置タイプ 非破壊・全量検査用
既設ラインに合わせて様々な工程に設置できます。
特長

さまざまな状態の食品が検査できる

コンベアで搬送される食品に加えて
パイプ中を搬送される粉粒体、液体などの食品や、
加工途中のペースト状、シート状の半製品、
プラスチックやガラス瓶などで包装された最終製品など
多種多様な食品に対応します。

状態変化していく食品をリアルタイムでモニタリングできる

乾燥機や加熱機などの食品加工装置に取り付け、加工度合いをリアルタイムにモニタリングすることで、食品の加工度合いを均一化し、加工不良率の低減による歩留まりの向上や、食品品質の安定化に貢献します。

既設ラインに合わせたフレキシブルな設置ができる

投受光に光ファイバーを採用し、コンパクトな測定部が構築可能で、導入のための既設ラインの大幅な変更が必要ありません。

[高速] 非破壊全量オンライン検査

原料から包装後の最終製品まで搬送中に高速全量検査できます。不良品を除去したり加工工程にフィードバックし、品質の安定化が実現できます。

製品仕様
モデルHOS-F210
検査方式透過型近赤外分光法
電源AC100V/50~60Hz
消費電力最大220W
装置寸法500(W)× 407(H)× 500(D)mm
使用環境温度0~30℃  湿度20%~80%RH ※1
外装ステンレススチール
重量35kg
対応コンベア速度最大40m/分
操作方式タッチパネル式
検査項目水分、糖分、油分、脂肪、アルコール、たんぱく質、
炭水化物、灰分、原料混合率、
内部物性異常など(同時測定最大6項目)
検査対象菓子類、乳製品、パン類、麺類、穀類、調味料、冷凍食品、練り製品、魚介類、肉類、発酵食品、飲料など
㊟ 仕様・外観は予告なく変更することがあります

※1 結露なきこと。
※ 標準装置をベースにカスタマイズが可能です。 特に生産ラインに導入する際は、生産現場やニーズに合わせた搬送方法や測定スタイルの設計・製作が可能ですので、お気軽にご相談ください。

寸法図
サンプリング検査タイプ 抜取り検査用
原料から最終製品まで、抜き取りで検査できます。
特長

さまざまな状態の食品が検査できる

コンベアで搬送される食品に加えてパイプ中を搬送される粉粒体、液体などの食品や、加工途中のペースト状、シート状の半製品、プラスチックやガラス瓶などで包装された最終製品など多種多様な食品に対応します。

状態変化していく食品をリアルタイムでモニタリングできる

乾燥機や加熱機などの食品加工装置に取り付け、加工度合いをリアルタイムにモニタリングすることで、食品の加工度合いを均一化し、加工不良率の低減による歩留まりの向上や、食品品質の安定化に貢献します。

品質管理室と生産ラインで品質チェックの連携をサポートできる

HOS-Fシリーズでは、全機種で独自に開発した高性能分光器を搭載しています。生産ラインサイドに設置または、生産ラインに組み込まれた光品質チェッカーHOS-Fシリーズとの検量線の互換、光学的測定条件の共通化が可能なためです。品質管理室や試験研究室での測定条件を、生産加工ラインでそのまま利用でき、品質チェック方法の一元化が実現できます。 

製品仕様
モデルHOS-F220
検査方式透過型近赤外分光法
電源AC100V/50~60Hz
消費電力最大220W
装置寸法500(W)× 407(H)× 500(D)mm
測定ステージ寸法292(W)× 180(H)× 175(D)mm
非検査物最大寸法140(W)× 70(H)mm
使用環境温度0~30℃  湿度20%~80%RH ※1
外装ステンレススチール
測定時間1秒
重量40kg
操作方式タッチパネル式
検査項目水分、糖分、油分、脂肪、アルコール、たんぱく質、
炭水化物、灰分、原料混合率、
内部物性異常など(同時測定最大6項目)
検査対象菓子類、乳製品、パン類、麺類、穀類、調味料、冷凍食品、練り製品、魚介類、肉類、発酵食品、飲料など
㊟ 仕様・外観は予告なく変更することがあります
寸法図
ポータブルタイプ 抜取り検査用
現場への持込みが可能で、いつでもどこでも抜取り検査できます。
特長

場所を選ばず品質検査できる

コンパクト&バッテリー内蔵で測定したい場所に持ち込み可能です。

ワンタッチで瞬時に検査できる

近赤外透過光式採用。測定物を専用ケースにセットしてスタートボタンを押すだけのカンタン操作です。瞬時に品質検査が出来ます。

1回の測定で任意の最大3項目の成分を同時にチェックできる

独自開発の高感度分光器で近赤外領域の連続スペクトルを測定するので、1回の測定で3種類の品質を同時に瞬時にチェックできます。

検量線作成機能

分光データと品質値を関連付け、測定値を計算する計算式(検量線)の作成を自動化しています。付属のソフトウェアをPCにインストールし、PCと接続して行います。

製品仕様
モデルHQC-F30
検査方式透過型近赤外分光法
測定品目数メモリーカード1枚につき20品目
検査時間約1~2秒(検査対象により異なります)
添付ソフトウェアHQCF30APP 対応OS WindowsXP SP3、Vista,7(32bit,64bit)
入出力USB1Port メモリーカード1スロット(2GB)
重量870g ※1
寸法230mm(h)× 90mm(W)× 60mm(d)(本体)
連続測定回数約1,000回(満充電時)
連続可動時間10時間
使用条件温度5℃~40℃ 湿度0%~85%RH ※2
検査項目水分、糖分、油分、脂肪、アルコール、たんぱく質、
炭水化物、灰分、食物繊維、粘度、
原料混合率など (同時測定最大3項目)
検査対象菓子類、乳製品、パン類、麺類、調味料、冷凍食品、練り製品、魚介類、肉類、漬物、発酵食品など
㊟ 仕様・外観は予告なく変更することがあります

※1 本体のみ
※2 結露なきこと

セット内容(キャリングケース付き)
センサー本体1台
ACアダプタ1セット
USB接続ケーブル1本
測定用ケース(蓋付)1個
測定用ケース予備(蓋付)1個
校正用ケース(蓋付)1個
サンプルカップ10個
サンプルカバー10個
メモリカード
(本体スロットに内蔵)
1個
取扱説明書1部
付属ソフトウェアCD1枚
㊟内容は予告なく変更することがあります
寸法図

お問合せ

ご質問やご相談など、お気軽にお問い合わせください。
営業時間 平日9:00 ~ 17:00

TEL:073-474-0860(代)

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