「食物アレルゲン分析」に関する取組み

食物アレルゲンの新しい分析法を開発 アレルゲン分析をもっと気軽に!

アレルギー疾患を持つ患者は年々増加しています。
その中でも、食物アレルギーはアナフィラキシーなど緊急性の高い症状が現れる場合もあり、日本では「アレルゲンを含む食品の原材料表示」の義務化や推奨など、社会的に様々な取り組みが行われています。

SAIKAでは、これまで培ってきた食品中の「残留農薬」や「機能性成分」の分析技術を活かし、「食物アレルゲンの新たな分析法」の開発を進めています。

食物アレルギーで困っている人々が「安心して食を楽しめる社会」を目指し、分析法の開発をはじめとする様々な活動を通じて社会に貢献していきます。

[食物アレルゲンに関する食品表示の実情と課題]

従来の検査法について

特定原材料7品目を検査する場合、アレルゲンごとに6種類の個別検査が必要になり、コストや時間がかかってしまいます。
※エビ・カニは甲殻類としてまとめて検査されます。

運用事例:加工食品メーカー

[SAIKAのアレルゲン分析法の特長]

SAIKAが開発している分析法は、LC-MS/MSを使って複数のアレルゲンをまとめて1回で検査できます。
時間やコストを削減できるだけでなく、抜き取り検査では見逃していた想定外の混入も見つけることができます。
さらに、偽陽性/偽陰性の誤判定リスクが少ないのも特長です。

[新しい取組み]

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分析に使用する試薬「食物由来アレルゲン抽出物」を独自開発

2022年11月より販売開始しています。ぜひご活用ください。
詳しくはこちらをご確認ください。

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[学会・論文発表等]

  • 2019年06月 日本食品化学学会 第25回総会・学術大会
           発表内容:LC-MS/MSを用いた食物アレルゲン一斉分析法の開発
  • 2020年11月 日本食品衛生学会 第116回学術講演会
           発表内容:LC-MS/MSを用いた食物アレルゲン分析用標準品の開発
  • 2021年10月 日本食品衛生学会 第117回学術講演会
           発表内容:LC-MS/MSを用いた食物アレルゲン一斉分析法の妥当性評価
  • 2022年11月 日本食品衛生学会 第118回学術講演会
           発表内容:多様な加工食品への食物アレルゲン一斉分析法の適用

[メディア紹介]

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